家具やファッションアイテムなどに使われることが多い「革」。
その高級感が人気の理由の1つですが、「気がついたら緑色に変色していた」という経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、革製品が緑色に変色する原因と予防法について解説していきます。
▼革製品が緑色に変色する原因
■経年変化
革は、時間が経つにつれて色やツヤに変化が出てきます。
これを経年変化(エイジング)と言い、革製品の魅力の1つと言えます。
革の色によっては緑色に変化するものもあるので、きちんと手入れしていて少しずつ緑色に変色している場合は経年変化の可能性が高いでしょう。
■カビ
しばらく手入れせずに保管していて、気づいたら緑色に変色していた場合は、カビの可能性があります。
湿度が高い場所で保管していたり汚れがついたまま放置していると、カビが発生するリスクが高まります。
▼革製品が変色するのを予防する方法
■こまめに汚れを拭き取る
皮脂やホコリなどの汚れは、カビが繁殖する好条件です。
そのため、革製品に汚れがついた場合はできるだけ早くタオルなどで拭き取りましょう。
■湿度が高い場所で保管しない
湿度が高い場所は、革製品に限らずカビが発生しやすいです。
どうしても湿度が高い場所で保管しなければならない場合は、除湿剤や乾燥剤を使用するのがおすすめです。
▼まとめ
革製品が緑色に変色する原因は、経年変化またはカビが考えられます。
変色を防ぐには、こまめに汚れを拭き取り、湿度が高い場所での保管を避けることが大切です。